2019.06.20
事業継承
事業を買う側の経営者が絶対にやるべき事
事業を買う事は、とても勇気のいることだと思います。
金融機関から借り入れを興して買うケースが多いですし
それもウン千万円も借り入れるわけですから慎重になります。
私も自社で事業を買った経験があるのでよくわかります。
失敗しないためにその事業の収支はもちろん就業規則から雇用契約書等
ありとあらゆる項目に目を通すと思います。
それらはすごく大切なことなのです。
私も数人で先方の会社に数日お伺いして
たくさん資料を拝見させて頂いた経験があります。
「どこか突っ込みどころはないか?!」
「言ってることと違っているところはないか?!」
などと、考えながら資料を見ていました(;^_^A
そういったことも非常に大切ですが、
それよりも前の段階で大切なことがあります。
それは
売る側の経営者とたくさんお話をすることです。
企業理念や方針、直近の業績、社員教育等
その経営者の考えを充分に聞いたほうが良いです。
会社の風土を買う側の経営者が自ら感じることが
非常に大切です。
風土を理解すると従業員の意識改革がしやすくなって
業務改善のスピードがグン!と上がります。
間違いありません。
なんなら非公認でお酒飲みに行くくらいのコミュニケーションが
ベストです。
大金を払って買うのですから。
その音頭をとるのがアドバイザーの仕事でもあると
思います。
そこを端折りたがるアドバイザーもたくさんいると
思いますが、
私は数回そういった場を設けました。
借金背負ってしっぱいしたくないですから。
会社の風土は経営者できまります。その経営者を
理解することが、会社や事業をスムーズに引き継ぐ
コツでもあります。
会社の風土を極力初めの段階で理解することをお勧めします。
茨城県水戸市生まれ。
高校時代、甲子園を目指すも県大会準決勝で敗退、その後、10年続けた野球人生にピリオドを打ち、18歳で社会人となる。
自動車・運送・建設・公営競技・医薬品・福祉・飲食関連業界に身を置き、「仕事は人生修行」の言葉を胸に、現場活動はもちろん、販促営業、人材マネジメント、財務管理、事業計画、資金繰り、新規事業企画、新規事業立上等、法人設立から事業黒字化、安定運営に至るまでの企業経営にかかわる全てを多業種で経験。
しかし成功経験だけではなく、いままで失敗したこともたくさんあり、その失敗経験が成功への最大の強みと捉え、現在も複数企業経営に奮闘中。その経験から、自らがM&A事業・コンサルティングに携わることで、クライアントの悩みや希望を的確にとらえ、分身となってプラスアルファの行動をとることが得意。クライアント様の幹部の方から「うちの社長の分身ですね」というお言葉を頂くほど信頼関係を深め、結果につなげていく実績を持つ。
皆様こんにちは。市毛里司と申します。
私は10数年企業経営をしてきました。なぜ企業経営をしているか?
それは幼少期にさかのぼりますが、私の父親も企業経営者でした。しかしある時、経営に行き詰まり負債を抱えて倒産してしまいました。その事は小さいながらに今でも覚えています。子供は親の背中をみて成長する。とよく言われますが、今思うと、その通りだなと実感しています。どことなく似てくるんです。
ただ1点会社経営をしてきてわかったことは「会社は倒産しない」ということです。もっと具体的に言うと「判断を間違えなければ会社は倒産しない。」です。そのことは父親の会社倒産という経験と、私の10数年の企業経営の実績から確信を得ました。
野球に例えると「負けない野球」といったところでしょうか。
点数を取るためにはどうすればよいか?と考えるよりも、点数を取られないためにはどうすればよいか?と考えることが優先です。
投手力・守備力を鍛えてから、打撃力を上げる。「点を取られないことが勝つための最大の要因」なのです。やること・優先順位の判断を間違わなければ必ず勝つことができます。
私は会社も一緒だと考えています。やること・優先順位の判断を間違わなければ「倒産せずに幸せで居続けられる」と確信しています。
なぜ、企業経営をしているのか?それは中小・零細企業の倒産を防ぐためです。「倒産を防ぐ」という言葉はあまり良い響きではないかもしれませんが、やはり負債を抱えての倒産は最悪です。
それを防ぎたい。そして「どうすれば幸せで居続けられる?」をご提案したい。そのために企業経営をしています。自らがM&A仲介やコンサルティングをすることで、クライントの倒産を防ぎ、幸せで居続けられる環境つくりのお手伝いができれば最高です。そこにやりがいを感じて日々活動しています。経営者は孤独です。悩みをなかなか話せない。問題の解決策を考えても方法が思い浮かばない。経済状況を共有できる人材がいない。不安をたくさん抱えています。
誰かに相談したい。と思ったら是非お気軽にご相談ください。やること・優先順位の判断を間違わない「倒産せずに幸せで居続けられる」環境のご提案をさせて頂きます。そしてその判断が正しかったことが数か月後、数年後にお分かりいただけると思います。